女性の職場としてのイメージが根強い看護師。
現在の男女比は1:9とされ、まだまだ男性看護師は人手不足のようです。
しかし同時に、この数年間で急激な男性看護師志望者が増加しています。
2016年に発表された行政報告では、2年間で女性志望者の2.6倍に上りました。
また2018年には10年間で男性看護師が2倍以上に増えたことが報道され、今後の活躍が期待されています。
男性看護師が増えた理由としては、就職のしやすさが挙げられます。
看護師は常に不足しており、一度国家資格を取れば全国どこでも働くことができます。
また給与が安定しているため、仕事に対するモチベーションを保ちやすいようですね。
男性であれば体力があり、出産などで休むこともないため、順調にキャリアアップを叶える方も多いようです。
整形外科で働く男性看護師のメリットといえば、何よりも患者から頼りにされることです。
整形外科の客層には、体の弱い高齢者や運動などでけがをした学生が多く、身体を動かしにくい状況だからこそ、支える力のある男性スタッフがいることで安心感を得られます。
また男性ならではの視点やコミュニケーションが必要とされる状況もあるため、重宝される傾向にあります。
デメリットは、同僚女性との人間関係にあります。
女性が多い分肩身の狭い思いをすることがあり、孤独に悩む男性看護師もいるようですね。
時には良好な関係を築くための努力も必要です。
また、数が少ない分、男性スタッフ同士の絆が深まり、楽しく働いている方もいます。